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日本文化大:卒業生の4割が警察官になる、驚異の合格率を誇る大学

2017/08/28

 昨今の節約ムードを反映したのか、AERA 8月28日号では、コスパのいい進学先を調べている。その報道によれば、ニチブンの愛称を持つ日本文化大は、1978年に開学した法学部法学科の単科大学。全学生800人の小規模な大学に、警察官志望者が熱い視線を送るのは、その採用試験合格率の高さからだ。2009年に27%でトップを獲得して以来、現在まで守り続けている。2017年は、卒業生199人のうち81人が警察官採用試験に合格した。

 なぜニチブンは採用試験に強いのか。学生支援室長の奧村卓石特任教授は言う。「本学の建学の精神が、公共に尽くす公務員の仕事にマッチしている。開学から徐々に警察官を目指す学生が増え始め、警察官になるならニチブンという流れができてきました」警察官の志望者が増えるにつれて、カリキュラムも改編。2年次からコース別に分かれるが、2007年から「経営」「公共」に加えて、警察官志望者をターゲットにした「法心理コース」も追加した。入試にも「警察官志望AO入試」が設けられている。また、同大では少人数を生かして、1年次から全学生が基礎ゼミ、及び専門ゼミに参加している。

 

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